本当に正しいのか?厚生労働省による大麻の正しい知識チェック

 

10代の市販薬の過剰摂取

厚生労働省研究班の令和2年の調査によると、薬物依存などの治療を受けた10代患者が最も使用した薬は「市販薬」(56・4%)だった。平成26年の調査では市販薬はゼロだったが、その後急増したとされている。

「ダメ、ゼッタイ。」の限界 市販薬過剰摂取の実態は-産経ニュース

一方、同年の調査で約5割を占めた「危険ドラッグ」は30年調査からはゼロに。規制強化が影響したとみられる。とありますが、規制強化故にこのような薬局等で簡単に購入の出来る市販薬過剰摂取問題が深刻になっているのではないかとは考えられないでしょうか?

近年コロナ禍で外出規制等の、ただでさえ規制というものが多い世の中。規制を重ねる一方では、どこかにその皺寄せは必ずしも表れると考えます。それが現状の「若者の市販薬乱用」という結果を招いているという事もあり得るのではないでしょうか?

日本国内で薬物として規制されている違法薬物の危険性について厚生労働省ホームページでも確認ができますが、市販薬の過剰摂取が及ぼす危険性や、市販薬に含まれる成分の危険性などについては国民の認識チェックや規制される事はないのでしょうか?そこにはやはり製薬会社の利権問題が絡んでいるのでしょうか?

若者が市販薬を大量摂取する事により、製薬会社は医薬品が売れるほど儲かります。それが悲しくも残酷な現実です。

 

大麻は本当に危険か?

Q1.大麻はあまり体に害がない?

答え. NO (厚生労働省による)

大麻は精神・身体に大変有害です。特に10代にとっては取り返しのつかない害も。

大麻知識チェック-厚生労働省

他にも文献などを調べれば様々出てきますが、大麻の危険度はニコチンやアルコールと比較しても低いとされています。What is the most dangerous drug?  (最も危険な薬は?) -The Economist -

ソース元である"Drug harm in the UK(英国での薬物害)"のデータによると、健康被害(Health damage) 精神的環境(Mental environment)や他人への危害(Harm to others)について、大麻=Cannabisはタバコやアンフェタミン以下とされています。このようなデータは信憑性に関わらず簡単に作成出来てしまう事もまた事実。THCの危険度が高いとされているデータも他に見られました。

しかし、こちらのデータによると大麻(Cannabis)よりも危険度が低いとされているものの中にはEcstasy, LSD, Mushrooms(マジックマッシュルーム)があります。これらも日本でも大麻と同じく薬物として指定されるものです。

大麻の危険度がアルコールや煙草よりも少ないと認めてしまうと、これらの危険度も低いものであるとデータ上認めざるを得なくなります。ですので簡単には「大麻は人体に危険である」という世間的なイメージが払拭される事は難しいと私は考えております。

イギリスのGW製薬によって開発された口腔内スプレー「サティベックス」また米国でも承認されている大麻草から抽出、精製したカンナビジオール(CBD)を主成分とする「エピディオレックス」という医薬品もありますが、いずれも日本では禁止となっています。

嗜好用大麻(俗にマリファナと呼ばれます)を嗜むという行為は、大麻の花穂である部分を吸引する行為にあたります。大麻草が栽培され、採集された花穂の部分が嗜好用大麻として一般的に認知されるものになります。医療用として処方される大麻も嗜好用大麻は本質的には変わりません。

 

大麻以外の薬物に関しては完全に反対

私個人の意見としては「大麻以外の薬物に関しては完全に反対」です。例え法律で許可されている国であろうと大麻以外に関しては私は断固反対です。

その理由の一つとして、大麻がその他の薬物(コカイン、LSD、覚醒剤など)と違う点を下記に述べさせて頂きます。

嗜好用大麻として嗜まれる「大麻の花穂」は栽培から採集され人体に摂取されるまでに基本的には人為的な加工は一切加えられません。大麻以外のその他の薬物は、原料から加工された後に薬物として取引されます。大麻以外の薬物が生産されるまでには、必ず人為的な「加工」という工程が加わっています。

「CBDの事を話したい」など、何らかの形で大麻という単語を話題に持ち込むだけで、日本では大麻以外のその他薬物の話も話題として上がって来る事や、日本ではまだ大麻に対しても偏見のある国民性なので私個人としましては、非常に居心地悪く感じてしまいます。

また、マジックマッシュルームも人体に害は少ないとのデータもあるようですが、例え医療面での可能性があったとしても私個人としては何一つ賛同は致しません。海外で医療面で必要な人に届いているのであればそれはそれで良いのではないかなと思います。国により医療制度も異なるものですし、日本ではそこまで必要のあるものでもないかと考えます。

幻覚作用のあるものを摂取し幻覚を見るという行為と、VRゴーグルを着けて映像を見るのとでは何か違う点はあるのでしょうか?

自身が嗜好用大麻を過去に摂取した経験上、大麻で幻覚を見る事は一度もありませんでした。今現在「大麻が吸いたい」といった依存性についても全く感じません。過去に摂取経験のある事で現在の日常生活になんら支障はありません。

 

大麻=悪のイメージを払拭する事が合法化への第一歩か

「大麻は悪」というイメージを日本でも払拭していく事が、まずは医療用そしていずれは嗜好用として合法化するのにも必要なプロセスでもあると思います。

日本での合法化を願うのであれば、「反対派」の意見も必要になってくるかと思います。なぜ反対なのか?の意見も取り入れなれば、厚生労働省のプロパガンダによる日本国民の大麻のイメージも変えていく事は難しいかと私は考えています。そして大麻に対して偏見を持つ方の考え方が少しでも変わることがあれば、尚良い事かと。

多様性を訴えるのであれば尚更、反対派としての意見を持つ方の意見もまずは聞き、その意見も尊重し受け入れる事をしなければ「多様性を訴える」という行為に対して私は矛盾を感じてしまいます。ただのポジショントークが進行していくばかりです。

しかし、仮に薬物中毒者が大麻合法化や大麻の危険度の低さを語った所で何の説得力もありません。大麻についての様々な信憑性や、本来の大麻のイメージを逆に悪くしてしまう可能性しかないと私は考えます。

好みや考え方も人それぞれ。個人的には大麻以外の物も好まれるのであれば、大麻について何も語らないで欲しいと昨年私は当社団の一員として活動をする上で、より強く感じてしまいました。

このような極論は多少厳しいかもしれませんが、私の個人の意見として今後も変わる事はありません。大麻なら、他に浮気はせずに大麻一筋に向き合いたいところですね。

 

大麻(麻)は太陽に向かって真っ直ぐに育つ

大麻は日本ではその他薬物と同じようなイメージを持たれがちですが、"大麻以外の薬物"の中には「歪む、曲がる」といった表現がされる物もあります。

真っ直ぐなものや考え方が好きで、真っ直ぐな人間として生きたいと自身は考えておりますので、その他薬物に対して極端に否定的になってしまうのには考え方の違いもあるでしょう。

大麻ですら日本では違法薬物であるとされているにも関わらず、大麻以外の薬物についても寛容であるといった選択をすれば、より一層世間から受け入れられないというのは当たり前のこと。その選択をしたのは紛れもなく自分自身ではありませんか?

世間から多少なり距離を置かれながらにしても、人生において「大麻一筋」を貫いてみるという挑戦をされる方を一度は目にしてみたいところです。

また、真っ当にビジネスをしたいと考える人間と、理由は何であれど生活費の為だったりといった理由で違法薬物取引をする人間とは、そもそもの考え方の違いなどからビジネス上でも話の合わなくなる点が出てきていずれ支障をきたすと考えております。

CANNABIS IBPC元広報