大麻に人格を認めたら?!

最近はキャッチフレーズのように「大麻(たいま)やってます」って自己紹介することが多い。最近でもないけど。で、そうすると「大麻(おおあさ)です」って使命感を持っているかのように話を遮ってくる人に出会うことがある。「大麻(たいま)も大麻(おおあさ)も麻(あさ)も同じなんですけどね」って軽くいなすと、

「お・お・あ・さ です」って強調される。「まぁ、なんでもいいです。大麻は、、、」って話を続けようもんなら「私は〇〇協会の会員です」「私は〇〇さんと知り合いです」とか勝ち誇られる。大麻関連の協会員だろうが権威やら利権やらなんやらついてる名のある方々と知り合いかどうかなんてどうだっていいこと。

「何故〈お・お・あ・さ〉なんですか?」

「〈神宮おおあさ〉って知ってますか?」

とかなんでも良いんだけど、言葉の定義やら歴史やらを説明して話を続ける方法もあるんだけど、最近は面倒だし全否定しそうになるので、「そうなんですね〜」で話しを終わらしちゃうか、無視しちゃうことも多いんだけど、それで良いのかなぁ、と自問自答することや自己嫌悪や反省モードに入ることもあったりなかったりする。全部同じって説明もざっくりすぎたりもするしね。

まぁ、〇〇協会の会員だったり知り合いだったり、勉強会に参加してたり講演聞いたりしてるからってそこで得た知識が全部正しいわけではない。〇〇さんの言ってることが全部正しいわけでもない。松浦程度の浅い知識でもわかる浅い浅い知識やら浅い浅い人脈やらで分かった気になったり知った気にならないで欲しいと感じるだけだ。松浦自身も知識と経験不足で知らないことだらけなのだ。

誰も知らない、誰もが誤解している、あるいはまだ目覚めていない人へ大麻を伝えるという使命感は素晴らしいのだけど、想いの強さと思い込みの強さは似て非なるもの。

偉い先生方の知識も意外と適当だったり偏ってたり眉唾だったりする。偉い役人さんももっともらしいけど、どっかで拾ってきたような意外と適当だったり、、、恣意的だったりするけど、、、もする。

よくスピ関係者、ふわスピ関係者に言われるように「まだその時ではない」んだろうし、僕にその時が来るとは思えないけど、スピチュアル的には宇宙とは繋がってないし、ワンネスにもならん。祈ってるだけじゃ平和は来ないし、目覚めない。悟ったからって、全部わかったからってなんてことはないし、きっと吸っても吸わなくても摂取しようがしまいがそんなもんは関係も比例もしない。知識と経験以上のものは導き出されるものではない。

あ、細胞レベルとか細菌レベル、さらに小さい世界のこととかもっと大き世界のことは知らない。宇宙論や精神世界の話しは嫌いじゃない。量子力学とかは松浦レベルじゃ理解不能。0と1とか方程式で世界を語る頭は持っていない。小学校レベルの理科と算数、国語の知識は多分あってそのくらいの知識でわかることも多かったりもする。

ということで僕は日本でいうところのスピ要素はゼロなんだけど、「ニュージーランドで山に人格を認める法案が可決、先住民マオリの世界観認める」(BBCニュース)

https://www.bbc.com/japanese/articles/c79dx7lvv9zo

なんてのは大好物だ。政府とマウリで共同管理していくようだし、山に人格を認めるって言い回しでマウリに返すことに政府のメンツもたつ。自然環境も維持できる。火山に人格認めた国もあったけど、日本もさまざまそうすれば良いのに。で、ついでに大麻にも人格認めたら良いのに。二次元の恋愛だってあるし、四次元の恋愛もあって良い。オスもメスもその中間だっているんだし、一年間限定の恋愛。今の時勢には合ってるような感じだ。あるいは子孫というか子供たちなのかが歴史を紡いでいく。パソコンに名前つけるようなこととはちょっと違うかもしれないけれども薔薇は良くて大麻はダメとか麻は良くて大麻はダメっていうのもなんだか腑に落ちないしね。

大麻はいろんなことの象徴だし、いろんなことに親和性高いから、どうだろう、人格、、、たかが大麻、されど大麻なんだし。って、まぁ無いけど、あったら緩い世界観でまったり生きられるのにね。

 

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松浦良樹〈Matsumura Yoshiki〉プロフィール

 1970年生まれ。環境問題や自然エネルギー、伝統文化などをメインテリトリーとするライターとして『AFF』『GQJAPAN』『環境ビジネス』『Earth Journal』など様々な媒体に執筆。大麻関連媒体では『HEMP LIFE』『HEMP TODAY JAPAN』など。

NPO法人日本麻協会理事などを務め、20167月に理事長(当時)・岡沼隆とともに国立京都国際会館で開催された「第1 世界麻環境フォーラム」(別名「京都ヘンプフォーラム」)と呼ばれる「IHEFInternational Hemp Environmental Forum)」の初イベントを開催した。このイベントには世界中から大麻の専門家や産業家の他、日本からは安倍昭恵総理夫人(当時)、京都市長、京都最古の神社である上賀茂神社宮司をはじめ、大麻に理解のあるメンバーが広く参加した。

また、蚊帳研究家として蚊帳の歴史や文化の研究に努めるとともに、ヘンプ100%の藍染の蚊帳やヘンプストロー、ヘンプフィルター、その他、衣食住に関わる大麻アイテムの開発に携わり、普及活動を続けている。

 

2019年ネパールで開催された「ASIA HEMP SUMMIT」において「大麻と蚊帳の博物館の創設」「日本の祈りに関連した大麻」に向けた企画で起業家賞を受賞。

また、タイ王国バンコクで開催された「アジア国際ヘンプエキスポ 2022 」では二大パビリオンのひとつ「golden  hemp  pavilion」の責任者を務めた。

2023年、青淵渋沢栄一翁顕彰会〈士魂商才〉賞を受賞。

アジア国際ヘンプEXPO2023では日本サイドの責任者として二つのブースとメインステージでのパフォーマンスをプロデュースした。

 

現在、日本の基層文化である大麻の普及と啓蒙やタイと日本を結ぶ活動などを展開中。

2024年、本居宣長の宮〈特別賞〉を受賞。

2024年11月 第3回アジアインターナショナルヘンプエキスポ&フォーラム参にてオープニングセレモニーのオープニングファッションショーを担当。また「JAPAN GOLDEN HEMP PROJECT」としてブース展開するとともに「JAPAN HEMP MUSEUM」についての講演を行う。