大人のワンピース考察20 -縁(くさり)

 

ワンピース1015話のタイトルは「縁(くさり)」(百巻収録)

扉絵がコウノトリに運ばれるセニョールピンクという点も、深いなと感じますがそれはひとまず置いておき。

私も大切にしたいと思う「ご縁」などありますが、その「縁」も場合によっては自分を繋ぎ止めて苦しめる「鎖」となってしまう場合もあるんですよね。

えん〖縁〗 (緣) エン・ふち へり・よる・えにし

1. 《名・造》日本建築で、えんがわ。 「縁の下の力持ち」(表面に現れない所で力を尽くす人)

2. 《名・造》二つ以上のもののかかわり。

縁、すなわち二つ以上のもののかかわり。「縁」というものは一人の個人の都合で大事にできるものではないです。自分と相手の必ず"二人以上の都合"が大事になるもの。

縁の結びつきの深いもの、例えば「家族」

家族とて他人とて、縁を大事にする為には、一人の人間として"相手を尊重する事"が大切なのではないでしょうか。「親しき中にも礼儀あり」という言葉もありますね。

ただ普通に、縁(くさり)の切れないような(切りたくならないような)人間関係を望みます。

1015話も父親カイドウに対してヤマトの台詞「その"縁"(くさり)を切りに来た!!!」という台詞で幕を閉じています。

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