りんごの歴史
人との関わりは古く、紀元前から栽培されていたと見られ、16世紀以降に欧米での生産が盛んになり、日本においても平安時代には書物に記述がみられる。現在世界中で生産される品種は数千以上といわれ、栄養価の高い果実は生食されるほか、加工してリンゴ酒、ジャム、ジュース、菓子の材料などに利用されている。西洋美術、特に絵画ではモチーフとして昔からよく扱われる。(Wikipediaより)
なんと林檎は、世界中では数千から1万以上の品種が存在するとみられており、日本の農林水産省に登録されている品種は177種。うち品種登録が維持されているものは85種。林檎にもこんなに豊富な種類があるのですね。
林檎がもたらす健康効果
食卓でお馴染みのリンゴは健康に良い効果をもたらすことが明らかになっているようです。リンゴには、水溶性食物繊維であるペクチンが多く含まれています。
ペクチンは人間の消化酵素によって消化吸収されることがなく、コレステロールの吸収を抑制する、ブドウ糖の吸収を穏やかにするなどの効果があるそう。
イタリアで行われた研究では、“悪玉コレステロール”と呼ばれる低比重リポ蛋白(LDL)が高い中年の高脂血症患者では、リンゴを食べることでコレステロールを抑えられるという結果が示された。
リンゴのペクチンを1日15g摂取するグループと摂取しないグループとを比較したところ、前者では有為に血中コレステロールと中性脂肪が低下し、“善玉コレステロール”と呼ばれる高比重リポ蛋白(HDL)が増加した 。
また、米国のデラウエア大学で行われた研究では、炭水化物の摂取による血糖値と満腹感の関連について調べたところ、リンゴをよく食べる人は食後の血糖値の上昇が少なく満腹感が続きやすい傾向があると示された。興味深いことに、日常習慣として運動を行いリンゴをよく食べる人では、食後の血糖値の上昇が最も少なかったという。
「1日1/2個のリンゴは医者の仕事を減らす」とも言われるほど。糖尿病の食事療法では、果物を1日80kcal(リンゴ半分)を摂ることが勧められているようです。加熱したものよりも生で食べるのが良いそう。(糖尿病ネットワーク様より)
例え些細な風邪であれど、病気になることで健康でいられるありがたみを感じる。医学が進歩した事により治療を受けれる時代ですが、治療をしなくて済むように日頃から健康でいられるよう心掛けたいですね。